ダンサーにとって身体は一番大切な道具です。

どんな職人も仕事で使う道具は一番信頼のおけるものを用意し、またそのメンテナンスも怠ることはありません。

道具を丁寧に扱うこと、接することは一流の職人の証でもあります。

 

ダンサーにとっての道具、それは自身の身体です。

 

カンパニーでの活動中、そして活動後にも多くのダンサー達と出逢い、セッションを繰り返してきました。

過酷なスケジュールの中でメンテナンスまで行えているダンサーは殆どいませんでした。

カンパニーにメンテナンスを行えるだけの環境がないことが多くの場合、その理由ではありますが、自分で自分の身体のメンテナンスを行うスキルもまたプロダンサーとしては必要であると考えます。

 

自分の健康を自分で守ること。

 

もちろん専門家の方々との時間を作り、耳を傾け、施術を受けることは重要です。

ですが、ツアー中、またはカンパニーでの活動中は自分で自分の身体をコントロールし、守り、癒やしていかなければなりません。

その方法はダンサーの数だけ存在すると想いますが、他のダンサーの行っているトレーニングを見よう見まねで行っていたり、ネットや雑誌からの情報をただ鵜呑みにしているだけであったりすることも多く見受けられます。

自分の身体にそのトレーニング法が合っているのか、またそのトレーニング自体正しいのかどうかを判断せずに行うのは、道端に落ちている食べ物を口にするのと同じくらい危険な行為です。

僕自身がカンパニーにいた際もほとんど全てのダンサーは見よう見まねのトレーニングを行っていました。

身体の勉強をしてから振り返ると本当に無意味でただただ危険であったと想いました。

 

ダンサーは身体を酷使し続ける職業です。

痛みに耐え、無理難題をやってのける精神力だけで生きている方も多いと想います。

ダンサーは人に美しい姿を見せようと、自分本来の身体のデザイン、可動域を無視した動作を行いがちです。

そして、多くのダンサーは痛みのない身体の使い方を知りません。

 

クラスでは通常のトレーニングとは違い、苦しく頑張るだけではなく、心地良い身体の使い方と鍛え方を学んでいきます。

「呼吸」という、生きていくには絶対に必要な身体の動きをベースに、さらに深い呼吸をしながら様々な方向へ身体を伸び縮みさせ動きます。

 

今持っている身体、動きをさらに広げ強くしていくこと。

様々な振付に柔軟に対応出来る身体作りを。

様々な身体の使い方を体験することで、無駄な怪我のリスクを減らし、振付家から求められるパフォーマンスに応え、さらには気持ち良く踊ることが出来るように。

 

自分の健康に対してもっとポジティブに、そして積極的にアプローチすることは、治療家にばかり預けている自分の身体を自分自身に取り戻すことにも繋がります。

そして、自分で自分の身体をコントロール出来ることは、ダンサーとして、人としても大きな安心と自信に繋がることでしょう。

 

バレエやコンテンポラリーダンスに限らずあらゆるジャンルのダンスやスポーツ、声楽や楽器の演奏、日常生活や日々のお仕事など、身体ことであれば全て事柄に対して、痛みのない時間と可能性を広げることの出来ますのでぜひお気軽に体験してみてください。


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