月曜日ジュニアバレエクラス初日をありがとうございました♪

今日は初の月曜日ジュニアクラスをありがとうございました。

 

初回となる今日は子ども達と保護者の方にもご参加頂き、バレエを踊る中で痛めやすい膝についてお伝えしました。

今日は「なぜターンアウトが必要なのか?」ということについての一つの考え方を中心にどのように身体を動かすと痛めてしまうか、また痛めずに済むか、またその際に使う筋肉の場所や足裏等の身体の状況などを一緒に体験して頂きました。

何が正解であるかを知ることは最も大切ですが、それはとても難しいことでもあります。

ですのでその反対に、何が間違っているか、どうすると怪我をしてしまうかを知ることで、正解を導き出していけるようお伝えしました。

ホームとなるお教室でのレッスンはもちろん、これから多くの環境、先生方にお世話になっていきます。

その変化していく環境と指導の中でも怪我をしないでいられるよう自分を守るの為の知識を持つこと。

それが一人前のダンサーになる為に必要な能力の一つだと想います。

 

引き続きバーにて、プリエの身体の使い方、床を押すとは何か、軸における高さの考え、タンジュと軸、骨盤を真っ直ぐに保つ為の軸の高さと距離について、自分自身のとって最高に高い軸とバランスについてをお伝えしました。

 

センターでは「表現とは何か?」についての考え方をみんなでシェアしました。

表現、見えないものを形に表すこと、または見ているものを形に表すこと。

形に表したものをどのように人に伝えるか。

作者自身の想いをどのように伝えていくか。

「踊る」、または「舞台表現」の根本的な部分について考えていくことで、バレエで何をしたいのか、バレエとは何のかを一人一人が言葉に出来るよう育てていきたいと考えています。

日本の教育では暗記したものを穴埋めすることを重要にしています。

英語を長い時間かけて覚えても、会話が出来ないということは、表現出来ないのと同じですが、それが教育の現場であるクラシックバレエの世界にも同様のことが起こっています。

先生が伝えた内容を暗記して、ただ穴埋めするような形で踊るダンサー達が多いのが現実です。

プロのカンパニーであってもです。

そのようなことは本来アーティストであるダンサーが行うことではないと考えています。

伝えることに対して様々な手段がある中で、バレエを選んだこと、理由、その素晴らしさを理解しなければ、誰かの前で踊っても印象にも残らない踊りになってしまいます。

人間はその人の身体のラインやポーズだけでなく、その人の中にあるエネルギーや感情も同時に見る能力があるからです。

 

そして、年齢やキャリアに限らず「華のあるダンサー」の謎についてお伝えしました。

なぜ劇場全体を包み込むようなパフォーマンスが出来るのか。

 

これはYAGPや先日のNBAバレエコンクール、そして日本のカンパニーダンサー達、世界で活躍するダンサー達の表現の差、なぜ空気を変えられるのかについて解き明かしていく試みです。

これは一般的に「センス」で片付けられてしまう分野ですが、同じ人間である以上絶対に秘密があり、それを知ることでみんながそのような技術を習得出来ると想っていますので、引き続き個人的にも研究していこうと考えています。

現時点で考えたことをお伝えしました。

 

 

最後は科学の授業のようになりましたが「美しさとは何か?」です。

ここでは「円と時間、重さと距離」をキーワードにお伝えしました。

何が美しいか、どういったものが美しいとされるのか。

それを経験的にみんな知っています。

例えば「自然」です。

自然なものは美しく、不自然なものは美しくないと一般的には想います。

何が自然で何が不自然なのか。

それを紐解き、バレエに当てはめ踊ると、踊りも自然になり、誰が見ても美しいと感じられる踊りを踊ることが出来ます。

見ていても一人一人の動作、踊りが劇的に変わっていくのが分かります。

そして、バレエにおける美しさとは機能美であります。

そのように動くと身体が機能的に動くようデザインされているのです。

そして、そのように動けると身体の負担にもなりません。

ですのでバレエにおける美しさとは、ラインの美しさに加え「機能性と安全性」を兼ね備えているのです。

ですがそれを見た目の形やイメージだけで捉えようとすると中身がなく、中身にあるはずの機能性が失われ、同時に安全性も失われていきます。

見た目ではバランスがグラグラし、不安定になることで表現されますので、美しさも失うことになります。

バレエ的に中身のある身体の使い方が出来ると軸が整うので、勝手にバランスが取れ、身体が安定し、それを人が見て美しいと感じられる踊りが出来るのです。

以上のことを長い年月かけて毎回注意されながら身体で覚えていくのが通常のレッスンですが、長い年月かけなくても分かることは沢山ありますので、このジュニアクラスでは長い年月かけてしまうことによる身体の負担を軽減することを目的に、10年、20年分を短縮してお伝え出来たらと想っています。

 

通常のバレエクラスとは全く異なるクラスですが、普段通われているお教室の先生方が本当は伝えたいけれど、時間の関係でお伝えしきれていない核となる部分についてフォローしていけたらとも考えていますので、バレエが大好きでもっともっとバレエについて知りたいとお考えのお子様や、バレエを続けていく上でお子様の身体を心配されている保護者の方の想いにお応え出来るようクラスを行っていきたいと考えていますので、お気軽にご参加ください。